本格的にネットショップをはじめる手順と知っておくべきこと

本格的にネットショップをはじめる手順と知っておくべきこと

本格的にネットショップをはじめる手順と知っておくべきこと

ネットショップを始めたいときに実際どうすれば良いかわからない
人も多いかと思います。

楽天?
アマゾン?
それとも自社?

どういう流れなの?

など様々な疑問があると思いますので
ネットショップをはじめる手順と知っておくべきことをご紹介します。

本格的にネットショップをはじめる手順と
知っておいた方が良いこと

1: 商品を決める

まずはどの商品をネットショップで売るか決めます。
ネットショップを始めたいと思う方は、
ほとんどの人がどの商品を売るか決めていると思います。
その商品を販売すればいいのですが、
一度商品をリストアップしてまとめておくと
他社の価格などを参考に上代を決めたりなど
楽に勧められます。
ネットショップでもなんでもそうですが、
その商品の価値が高ければ高いほど売れるので、
自分が売れる商品をしっかりと把握しておく必要があります。

1人でネットショップを運営する場合、
商品の梱包や発送などの作業も必要になるため、
その作業コストも計算しておく必要があります。

100円の商品を100個販売=1万円の売り上げ 100回の梱包と発送
1万円の商品を1個販売=1万円の売り上げ 1回の梱包と発送

といった感じで、
マンパワーが少ない場合にはなるべく単価の高い商品を売る方がコストが少なく済みます。

このようなことも踏まえつつ、商品を選択していく必要があります。


2: ネットショップにかかる経費

商品を決めた後はネットショップにかかる経費をだいたい計算します。
商品の下代と送料、梱包材代、クレジット決済の手数料など、
細かい経費がかかります。
もちろん自分たちの手間賃(人件費)もかかります。
ショッピングカート代やサイトの管理費(サーバー代)などは後から計算するとして、
まずは置いておいて、
単純に商品が売れて、梱包発送してお客さんの手元に届くまでの経費を計算します。
その上で、上代を自分で決められる商品であれば上代を設定します。

意外とここの見込みが重要です。
例えば送料でも、送料無料として商品の上代に上乗せするのか?
それともお客様に負担をしてもらうのかなどを決める必要があります。

ここで気がついた方もいると思いますが、
上代がもうすでにメーカーなどで決まっている商品は、
利益を出しにくい商品なので色々と工夫が必要になってきます。

そして、暫定ではありますが、
自分たちの人件費も含めた損益分岐点を設定します。

その損益分岐点が当面のネットショップの売り上げ目標となります。


3: 売り場やショッピングカートを決める

売り上げ目標を達成するための売り場やショッピングカートを決めます。
ショッピングカートは複雑なシステムです。
商品や地域によって自動的に送料を計算したり、
顧客の情報をきちんと守ったりとたくさんの機能が必要になります。
そのため、自分で1から作るとかなり高額のコストを支払うことになります。

なのでほどんとのネットショップは、
初めはどこかのショッピングカートを借りることが多いです。

また、売り場も考えないといけません。

楽天市場やアマゾン、自社サイトなど様々な売り場があります。
損益分岐点と照らし合わせてコストを考えながら決める必要があります。

イメージとしては、

楽天

ショッピングモールやデパート
人が集まるショッピングモールやデパートに出店するイメージ

出店料や販売手数料がかかる反面、
集客力はあります。

楽天のメリットデメリットはこちらで確認できます。
楽天市場に出店する一番大きなメリットとデメリット楽天市場に出店する一番大きなメリットとデメリット

アマゾン

大手スーパーや量販店、コンビニ
大手のスーパーや量販店、コンビニに商品をおいてもらうイメージ

販売手数料がかかります。
ただ商品を陳列してもらうだけなので
価格勝負になりやすいです。

自社サイト

普通の小売店(セレクトショップ、専門店など)

集客は難しいですが
自分のコンセプトでお店を出せます。
売れれば利益が一番出やすいです。

といったイメージです。

初期にかけられる費用や、
マンパワー、商品が売れる見込み(もうすでに実店舗で販売知る場合など)
があり、お店のコンセプトもある程度伝えたい場合は
楽天やヤフーショッピングなどのショッピングモールがオススメです。

商品の価格や商品に圧倒的な知名度や自信がある場合は
アマソンで売るのもありでしょう。

商品の知名度がなく
少しづつ知ってもらう、コンセプトがしっかりしているなど
自由に売りたい場合はや初期投資やランニングコストを抑えたい場合は
自社サイトがオススメです。

自社サイトで売る場合はショッピングカートを選ばないといけません。
無料で使えるものもあるので調べてみれば色々あります。
ここでは詳しく語りませんが、
とりあえず始めたい方や実店舗がない場合は、
自社サイトでコツコツと始めるのがいいかと思います。


4: お店のコンセプトや目標を考える

売り場やカートが決まったら、必要なのがお店のコンセプトやターゲット、です。
自社の商品を誰が買うのか?
どういうお客さんに買って使って欲しいのか?
を考える必要があります。

もうすでに実店舗などで販売している場合は、
今のお客様層の拡大や、
違った顧客へのアプローチとして考えても良いでしょう。

ターゲットはペルソナとも言います。
だいたいこういうキャラクターの人に買ってもらうという設定を作ると、
販売しやすいです。

初めて商品を販売する場合は、
それも仮説でしかないため、販売しながら帳尻を合わせていく必要がありますが、
まずはじめに
誰に買って欲しいかを明確にして、
その上で、お店のコンセプトを決めていくと、
お客様に伝わりやすいショッピングサイトになります。


5: サイトを作成

コンセプトが決まったら
サイトを作成します。
実際には商品の登録をするという感じですが、
商品を魅力的に見せるための工夫が必要になります。

買いたいと思わせる商品写真、説明や
キャッチコピーなど細かく設定して出していってもいいですし、
まずは商品を出してみて、反応を見ながら修正していっても良いです。

あくまでも
コンセプトや売りたい顧客に合わせたサイトにすることが必要です。


6: 商品を販売

サイトができたら商品の販売が始まります。
多分初めのうちは全く売れないと思います。
ここが一番大変です。
お客様に自分たちのお店や商品を知ってもらう必要があるからです。

ショッピングサイトの場合は、

集客×買いたいと思わせる工夫×商品の魅力

この3つが揃っていないとなかなか売れません。

商品だけ良くても、
価格が安い商品を当然お客様は欲しがりますし、

集客だけあっても、
商品が必要ないものだったり、
お客様が使ったことない商品で説明がなければ誰も買いません。

買いたいと思わせる工夫がきちんとしていても
集客がなければどんなに素晴らしい説明やサイトでも
誰も見ません。

なので
この3つの要素がとても重要になります。

私たちは沢山のショッピングサイトを運営、制作してきましたが、
1日に100人の人が来ても、損益分岐点まで売り上げが伸びなかったり、
逆に
1日に10人しか来なくても半分の人が買うというようなお店もありました。

ただ正直、集客に関してはお金で買える(広告を出せば集まる)ので

買いたいと思わせる工夫×商品の魅力

ここをどうするかが一番のポイントだと思います。

ここをきちんと抑えてるお店は
売れると思います。

私たちの経験上
自分の商品本当に良いものだと思っていること、
良さを言葉でしっかり伝えられる知識を持つこと
が商品を販売する上で最も必要なことだと思います。


7: 注文が入った後

商品の注文が入ったら商品を発送してお客様に届けます。
商品販売の流れで意外と軽視されがちなのが、注文が入った後の対応です。
実はネットショッピングでは、
注文が入った後がほぼ唯一のお客様との直接の接点になります。
商品自体の質ももちろんありますが、
ここで失敗すると二度とお店で商品を買ってくれません。

梱包の丁寧さや対応の早さ、
運送業者への気配りなど、実はこの部分は
実際にお店の商品を買ってから出ないとわからない部分です。
繁盛店の真似をしようにも実際に買わないとわからないため、
他者との差別化をはかれる点でもあります。

直筆の手紙を添えたり、アフターフォローをしっかりしたり、
次の購買を促したり、
繁盛しているネットショップのお店は、
この部分にかなりの工夫をしているところが多いです。

売り上げを上げるためには
リピーターの積み重ねが不可欠です。

リピーターを増やせないと売り上げの底上げはできません。
集客よりも重要なのが
リピーターです。

なぜなら
リピーターが増えれば増えるほど
販売コストが下がるからです。

その分利益が出やすくなります。

実際に注文が入るまでももちろん重要ですが、
そのお客様に2度目3度目と買ってもらう工夫は、
お店を続ける上では一番重要なことだと思います。


以上
本格的にネットショップをはじめる手順と知っておいた方が良いことでした。

最後に

これを読んでネットショップって考えることが多くて大変だな
と思った方も多いかと思いますが、
初めから全てやろうとしなくても、
まずははじめることが重要だと思います。
まず始めてみて1回商品の販売を経験すれば
自ずとやるべきことが見えてくるでしょう。
ネットショップ万歳!!!

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