ECサイトで、データを見るときにまずはじめに見るデータがあります。
データはそのショッピングサイトの現状を
把握する上でとても大切なものです。
見るものは
グーグルアナリティクスや売上のデータ
ですが、見る視点として、
あくまでも現状の把握、お店への理解、
のためにデータを見ます。
アクセスがこのお店は多いなとか
売上がすごいなとか
そういう視点ではありません。
そのお店の立ち位置が
どの位置にいるのか?どの段階なのかを把握する必要があります。
ECサイトでまず初めに見るデータ
1: 売上推移
まず初めに見るデータとして、
売上の数位を確認します。
昨対の売上、
一年を通しての売上、一昨年の売上、
月ごとの売上
週ごとの売上
日毎の売上
を見てグラフ化すると、
今のこのお店の売上は伸びているのか?
お店の成長が確認できます。
また、売上が伸びているまたは沈んでいるときに何があったのか?
なのをしたのかを見ることができます。
全てのお店が同じ成長曲線を描いているわけではないですし、
業種や商品によっては一般的なロジックには合わない場合もありますので、
そのお店の売上のデータを過去から洗い出すということが
そのお店を知る上で必要なことです。
2: 来店者数の推移
売り上げと同じく来店の推移(アクセスの推移)も把握します。
これも過去のデータを全て荒いグラフにして把握するとわかりやすいです。
来店者数の推移を見ることで
このお店がどれだけ集客できているかがわかります。
3: 売り上げと来店者数の推移を比較
次に来店と売り上げの推移を比較します。
集客が伸びているのに売上が伸びていなければ、
商品構成やサイト内の動線、説明が足りない場合がありますし、
売上が伸びているけれども、
来店者数が伸びていなければ、
リピーターが増えている、サイト内の改善はしっかりできている
などと考えることができるようになるので、
ECサイトの課題が見えてきます。
以上まず初めに見るデータでした。
他にも、客単価、購買率、商品の売れ筋、利益率、細かい施策の経緯など
色々見ることは多いですが、
だいたい、売上の経緯とアクセスの経緯を見ることで
このサイトが大まかに今どういう問題に直面しているかを
ざっくりと把握することが可能です。
この見方はあくまでも
何年かECサイトを運営していて、
ある程度売上やアクセスがある場合には見やすいですが、
まだお店をオープンして間もない、
または全然来店客が少なく売上も立っていない状態の場合は、
有効なデータを得にくいので、
少し変わってきます。
ECサイトのデータの中でも
何人が来店してどれぐらい売れているかという
基本的なデータですが
経緯をしっかり把握すれば
とても貴重なデータなので、対策を考える助けになります。
データは何かと比較しないと正確に読み取れないので
昨対などとの比較はとても重要です。
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