ネットショップをしていく上で
グーグルアナリティクス などを使って
アクセス解析などを行うことも多いと思います。
通常のブログやメディアと違い
ネットショップの場合は
実際に商品を買い、その後リピートしてくれたかといった点まで
見る必要があります。
そのデータを見ることで
サイトや販売の動線のどこを改善すべきかがわかってきます。
なんども改善を繰り返していけば、
より買いやすいショッピングサイトを運営することができ、
売り上げも上がっていきます。
データはこの4つを抑えよう
来店客数、購買率、客単価、リピート率
1: 基本的な考え方
ネットショップのデータの考え方は
基本的には実店舗と同じ考え方です。
何人が来店して
そのうち何人が購入して
1人いくら買ったのか
何人がリピートしてくれたか
この情報がわかれば
自分のショッピングサイトのどの部分が弱いかがわかります。
必然的に全てのデータの数字をあげていけば
それだけ売り上げが上がるということになります。
2: どんなデータを見ればいいのか?
アクセス(ユニークユーザー、来店客数)
何人が自分のネットショップに来店したかの数字です。
アクセスが多ければそれだけたくさんの人が来店したことになります。
購買率(コンバージョン)
来店した人のうち何人が商品を購入したかの数字です。
購入人数÷来店数(ユニークユーザー)×100=購買率(コンバージョン)
となります。
100人が来店して2人が購入した場合は
2÷100×100=2%
という形です。
購買率が多ければ多いほど、
買いたいと思わせているサイトということになります。
目安としてだいたい購買率1%を目標に各店舗対策をしていると思いますが、
商材や出店する場所(楽天)などによって購買率は変わってきます。
今まで経験した中で一番購買率が高かったお店は
5%でした。
リピーターの比率が多ければ多いほど購買率も高くなります。
客単価
顧客単価もチェックする必要があります。
総売上÷購入人数=客単価
です。
客単価が高ければ高いほど、
売り上げに対しての梱包発送コスト、集客コストを抑えることができます。
特に少人数で運営している場合は、
この客単価はかなり大きな意味を持ちます。
リピート率
ショッピングサイトではリピート率も重要になります。
リピートしてくれる顧客が増えれば増えるほと売り上げが積み重なるためです。
リピート購入集÷新規顧客数×100=リピート率
です。
リピート率の平均は
だいたい20%と言われていますが、
業界や商材により異なります。
3: データの活用方法
アクセス(顧客数)、購買率、客単価、リピート率と
ショッピングサイトをする上で見なければいけない
基本的なデータをご紹介しましたが、
実際にこのデータの活用法をご紹介します。
アクセス(ユニークユーザー、来店客数)=集客力
アクセスはそのショッピングサイトの集客力を意味します。
そのためアクセスが少ないということは
集客力がないということになります。
なので集客の改善が必要です。
seo対策や広告出稿などお店の露出を強化する指標になります。
購買率(コンバージョン)=お店の魅力と商品の魅力
購買率は、そのお店の魅力と商品の魅力に左右されます。
商品の価格は適正化?
きちんと説明できているか?
買いたいサイトになっているかなど
サイト自体の見直しや、商品の見直しをするための指標になります。
購買率が低ければ
サービスを充実させたり、説明をわかりやすくしたり、
サイトの動線を見直したりなどの修正して行きます。
客単価=商品構成力と仕掛け
客単価は商品構成とそれぞれの商品に対する仕掛けに左右されます。
客単価が低いと、販売コストが上がってしまうため、
なるべくあげていく必要があります。
ギフト販売をしたり、セット商品を出したり、
商品の価値をもっと伝えたり、
商品の見せ方を変えたりすることで単価を上げることが可能です。
リピート率=アフターケアと商品特性
リピート率はアフターケアと商品特性に左右されます。
購入後のケアが弱かったり、お店にリピートできるような商品がなかったり
した場合はリピート率は下がります。
気持ちよく商品を買ってもらう工夫や、
もう一度買いたいと思わせる仕掛けが必要になってきます。
少し高くてでもこのお店で購入したいと思わせる何かが
重要になります。
以上
ネットショップの基本的なデータの見方でした。
他にも細かく有益なデータがありますが、
まずは上記を押さえておけば良いかと思います。
来店客数、購買率、客単価、リピート率を
しっかりと把握し、自分のお店のどこが弱いのか
明確にすることで
やらなければいけない改善策が見えてきます。
しかしネットショップで一番大事なのは
お客様の直接の反応です。
データよりもお客様から同じお問い合わせが2度とないように
ネットショップを改善することが一番優先順位が高い
意識は持って取り組んでみましょう。
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