Web担当者はただWebに詳しいというだけで
担当をやらされる場合があると思います。
しかし実際には
Web担当者が一番必要なことは
Webに詳しいということでありません。
SNSやWebサイト(ホームページ)などを使い
効率的に情報を発信することです。
その情報は
対外的なものだけでなく
社内に向けたものも含まれます。
営業が効率よくWebサイト使って収益を上げるためにはどうしたらいいか?
企業のブランをイメージを高めるにはどうしたらいいか?
顧客がその企業のサービスを気持ちよく使ってもらうためにはどうしたらいいか?
社内の情報共有や、意識の改革をどう進めて行くべきか?
Webを使うことで
様々な問題を解決できます。
その提案をするのがWeb担当の役割だと考えています。
その提案を社長や上司にするためには何が必要なのでしょうか?
今回はWeb担当者が企業に求められているスキルをご紹介します。
これを身につければ君も立派ばWeb担当だ!
1: Web用語を説明できる
ホームページを作れなくてもシステムを組めなくても、
サーバーとは?Webサイトとは?SNSとは?
などWebやシステムなどの用語をきちんと説明できれば、
提案時もスムーズに上司や社長に説明ができます。
説明できるということは理屈を理解してるということです。
サーバーとはこういうもの
ドメインとはこういうもの
など
ざっくりでもいいので概要を理解すれば、
説明ができます。
ちょこっと勉強すればわかることなので
Webサイトや本などを使って一通り頭の中に入れて理解しておくことをお進めます。
2: 自社を説明できる
これは本来であればどの社員もできていないといけないことですが、
意外ときちんと説明できる人は少ないと思います。
Webで何かをする上で、
自社のコンセプトや方針、サービス、商品をきちんと説明できないと、
Webで何かを説明することは不可能ですし、
Web業者に説明することも不可能です。
意外と、自社のコンセプトや企業理念、どういう方向に進もうとしているのかなど、
当たり前のことを感覚的にわかっていても言葉で説明すると難しかったりします。
一回自分で文章に起こしたりして整理指定みると
きちんと説明することができるようになります。
3: 競合他社の事例を説明できる
Webでは、地域は関係ありません、
ほぼ日本全国、又は海外までも競合になりえます。
最低でも競合になりそうな他社のWebサイトや、成功例などを
確認しておく必要があります。
その中で効果的なやり方があれば真似をすべきですし、
ここはうちが勝てるところというのがあれば
方向を変えてもいいかもしれません。
社内で提案する時も競合他社の取り組みと比較することで
わかりやすく説明することができますし、
強みを見つけることも可能です。
少なくとも競合になりそうな会社のWebの使い方を
2、3社まとめておくと良いでしょう。
4: データの見方を覚える
ebでは、ほぼ全てのアクションのデータを取ることが可能です。
何人サイトを見に来て、何人がどのページで離脱したかなど様々なデータが取れます。
それを見て判断を下すわけですが、
データはあくまでデータなどで
見方によってはとても都合の良いように解釈することも可能です。
例えば
1日に100人見てくれているWebサイトと
1日に10人見てくれているWebサイト
では1日に100人見てくれているwebサイトの方が優秀です。
しかしもっと詳しく見て見たら
1日に100人見ているサイトは、1日に1件のお問い合わせがあり
1日に10人見ているサイトの方は、5件のお問い合わせがある
場合だとどちらが優秀でしょうか?
お問い合わせが目的のWebサイトあれば
後者の方が優秀ということになります。
このようにデータの組み合わせで如何様にも判断できてしまう恐ろしさがあります。
どのような視点でデータを見るかがとても重要になって来ます。
しっかりとそのサイトの目的を理解してデータを見る必要があるのです。
データの見方を覚えるにはどのデータが何を表してるかを知ることが重要になります。
例えば
よく使われている「pv数」とはなんのデータでしょうか?
PVは「ベージビュー」の略です。
何ページ見られたかという数字です。
1人の人が100ページ見たら
100pv
100人の人が1人1ページ見たら
100pv
ということになります。
このように1つのデータだけでは得たい情報が得られないので
うまく組み合わせて
以上
Web担当者が身につけるべきことでした。
実際のところ
企業のWeb担当者が企業から求められている領域はかなり広いと思います。
それは企業の経営者や、
上司がWebのことを詳しく知らないためです。
そのため、私たちが担当した企業でも、
初心者のWeb担当者にわからないからと、
実際にはとんでもない裁量や権限が与えられている場合がありますので、
Web担当者になった方はその点の注意も必要です。
Web担当者は会社全体のWebリテラシーを上げるということも
重要な役割かもしれません。
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